二重切開法(全切開法)とは

二重切開法とは、二重手術の1つです。カウンセリングでデザインしたラインにメスを入れ、半永久的に続く二重をつくります。デメリットとして傷痕が残る点が挙げられますが、二重のラインに沿って切開することから、ほとんど目立ちません。
脂肪が厚い・皮膚がたるんでいる・眼瞼下垂がある等、さまざまな背景がある一重を、二重にすることが可能です。埋没法の二重に満足できなかったという方、平行型・幅広の二重をご希望の方にもおすすめです。
切開法の流れ

- ご希望をお伺いし、二重のラインをデザイン(下書き)します。
- デザインに合わせて、上まぶたに切開を加え、皮膚・眼輪筋を切除します。
- まぶたが厚い場合には、必要に応じて、眼窩脂肪を切除します。
- 瞼板・挙筋腱膜と皮下組織を縫合し、数か所固定します。
- 切開部を縫合し、完成です。
切開法のデメリット
修正が難しいことがある
やり直しのしやすい埋没法と比べて、二重切開法は修正が困難です。何度もやり直しをすると、組織のダメージが大きくなるためです。特に、二重の幅を狭くする修正は、難しいことが多くなります。
ダウンタイムが長め
切開しない埋没法と比べると、ダウンタイムは約3ヶ月と長めです。特に術後1~2週間は赤み、腫れが目立ち、場合によっては内出血が症状として現れることがあります。
埋没法と比べて費用が高くなる
自由診療であるため価格設定はクリニックごとで異なりますが、一般に埋没法より切開法の方が高額です。
埋没法と切開法の違い
| 埋没法 | 切開法 | |
| 施術方法 | 糸をかけて二重を形成する | 切開をして二重を形成する |
|---|---|---|
| 特徴 | ダウンタイムが短い・幅の変更ができる | 半永久的に二重が続く |
| 時間 | 10~15分程度 | 60~90分程度 |
| メリット | ・切開不要・ダウンタイムが短い ・修正しやすい・元に戻すことができる |
・半永久的な二重をつくれる ・くっきりとした二重ができる |
| デメリット | ・効果が半永久的ではない ・効果の持続期間には個人差がある |
・ダウンタイムが長め ・修正が難しい ・基本的に元には戻せない |
二重切開法のダウンタイム
二重切開では、術後に腫れ・内出血などの副作用があります。
まぶたの腫れ
術後、2週間ほどはまぶたが腫れ、その後徐々に治まります。術後1週間を目安に抜糸をしますが、その抜糸によって腫れが一時的に目立つこともあります。
内出血
上まぶた、目の下などに内出血が生じます。通常、1~2週間ほどで落ち着きます。
その他
その他、一時的な目のかゆみ、感覚の低下、軽度の結膜下出血、目の開きにくさ、涙・目やに、ドライアイといった症状を伴うことがあります。
切開法のリスク・副作用
副作用について
先述の通り、まぶたの腫れ、内出血などの副作用が生じます。また、一時的な目のかゆみや感覚の低下、軽度の結膜下出血、目の開きにくさ、涙・目やに、ドライアイなどを伴うこともあります。
感染症のリスクがある
切開を伴う手術であるため、感染症のリスクはゼロではありません。局所の洗浄、抗生剤の内服・外用などにより、感染リスクの低減を図ります。
術後は患部を清潔に保ち、触る・擦ることも控えましょう。
ハム目になることがある
二重幅のあいだが膨らみ、糸でしばったハムのように見えてしまうことがあります。幅広の二重をご希望される場合に、注意すべきリスクです。改善するためには、再手術が必要になります。
傷痕が目立つことがある
切開に伴う傷痕は、二重のラインで隠します。また、月日の経過と共に薄くなります。ただし、経験が不足した医師が担当した場合など、傷痕が目立ってしまうことがあります。
一重に戻ってしまう可能性はゼロではない
切開法は、半永久的な二重をつくることができる手術です。しかし、経年の皮膚の変化などにより、二重がぼやけてくることがあります。また、一重に戻ってしまう可能性もゼロではありません。
注意事項
- 施術当日は、車・バイク・自転車の運転をお控えください。
- 手術の約1週間後、抜糸を行います。
- 1週間ほど、入浴・飲酒・激しい運動など、血流が良くなる行為はお控えください。腫れや赤みが悪化する・長引く原因になります。
- 異常を感じた時には、すぐに当院にご連絡ください。
