乳房(豊胸、縮小、吊り上げ、再建)

豊胸

シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグの挿入により、乳房のサイズアップを図る豊胸術です。
腋の下または乳房の下側に数cmの切開を加え、体型・ご希望に合わせた大きさのバッグを挿入します。
特に、2カップ以上のサイズアップをご希望の方におすすめです。

メリット

  • 1度の施術で、大幅なサイズアップができる
  • 効果が長持ちする

デメリット

  • 10年以上が過ぎると、破損などのリスクが高くなる
  • 脂肪注入豊胸と比べると、触った感じ・揺れる感じがやや不自然

ダウンタイム

痛み、内出血などがありますが、2~3週間をかけ、徐々に落ち着きます。

ヒアルロン酸豊胸

私たちの体内にもともと存在する「ヒアルロン酸」の注入により、サイズアップを図る豊胸術です。
メスを使用しないため、施術時間・ダウンタイムが短めです。ただ、大幅なサイズアップは期待できず、またヒアルロン酸は徐々に吸収されるため、数ヶ月程度で元の大きさ・形に戻ります。

メリット

  • メスを使わずにサイズアップができる
  • 乳房の形を整えやすい
  • 施術時間が短い(約30分)

デメリット

  • 徐々に吸収され、元の大きさ・形に戻る
  • 大幅なサイズアップはできない

ダウンタイム

軽い痛み・内出血が生じますが、1~2週間で治まります。

脂肪注入豊胸

患者様の太ももや腹部から吸引した脂肪を、バストへと注入してサイズアップを図る豊胸術です。
人工物を使用しないため、触り心地・形ともに、もっとも自然に仕上がる方法と言えます。パートナーに気づかれたくない方、ナチュラルにサイズアップをしたい方におすすめです。

メリット

  • 自然な触り心地、形を再現することが可能
  • 左右差の調整をしやすい

デメリット

  • 太ももや腹部からの脂肪吸引が必要
  • 1度の施術でのサイズアップに限界がある

ダウンタイム

脂肪吸引をした部位、バストに痛み・内出血などが見られます。痛みは1週間ほどで、内出血は2~3週間ほどで落ち着きます。

費用

   
   

乳房吊り上げ術(バストリフト)

出産・授乳で肥大した乳腺や脂肪は、卒乳・加齢などによって縮小します。しかし、皮膚は伸びたままであるため、乳房は通常、程度に差はありますが、出産以前より垂れ下がってしまいます。
乳房吊り上げ術とは、垂れ下がった乳房に対し、伸びた皮膚を切除することで、乳房を持ち上げ、張りや若々しさを取り戻す手術です。
垂れ下がりの程度などに応じて、以下のような複数の術式を使い分けます。

乳輪周囲切開法(ラウンドブロック法)

軽度の垂れ下がりに適した術式です。
まず、乳輪のまわりの皮膚をドーナツ状に全層切除します。切除した範囲の外側の皮膚を、乳輪の外周まで引き寄せ、縫合します。
乳輪が大きいことでお悩みの方の場合、ご希望に応じた乳輪の大きさに合わせて皮膚を切除し、乳輪を小さくすることも可能です。

手術時間 約2時間
圧迫固定 テープとガーゼで3日間
抜糸 約2週間後
シャワー 傷口を防水テープで覆えば、翌日から可能
入浴 抜糸後から可能
腫れ 約2週間
術後健診 通常、翌日・2週間後(抜糸)・1ヶ月後・3ヶ月後

垂直切開法(バーティカル法)

中等度の垂れ下がりに適した術式です。
乳輪の上部に、術後の乳輪の位置をマーキングし、皮膚をV字型に全層切除します。乳輪乳頭を持ち上げ、予定していた位置で固定します。
乳輪周囲切開法の場合と同様、乳輪を縮小することも可能です。

手術時間 約3時間
圧迫固定 テープとガーゼで3日間
抜糸 約2週間後
シャワー 下半身のシャワーについては翌日から可能
入浴 抜糸後から可能
腫れ 約2週間
術後健診 通常、翌日・2週間後(抜糸)・1ヶ月後・3ヶ月後

逆T字法

主に重度の垂れ下がりにおいて、選択される術式です。
乳輪の上部に、術後の乳輪の位置をマーキングし、その部位を含めて乳房の下方までの皮膚を広範囲に切除します。その上で乳輪乳頭を持ち上げ、予定していた位置で固定します。
ご希望に応じて、乳輪を縮小することができます。また必要に応じて、乳腺・脂肪を部分的に切除します。

手術時間 約6時間
圧迫固定 テープとガーゼで3日間
抜糸 約2週間後
シャワー 下半身のシャワーについては翌日から可能
入浴 抜糸後から可能
腫れ 約2週間
術後健診 通常、翌日・2週間後(抜糸)・1ヶ月後・3ヶ月後

費用

   
   

乳房縮小術

バストが大きいと、加齢・授乳などによる垂れ下がりが目立ちます。また、垂れ下がっていなくとも、大きすぎるバストでお悩みの方は少なくありません。
乳房縮小術では、このような大きな乳房やその垂れ下がりにお悩みの方のための手術です。

手術方法

まず乳輪の上部に術後の乳輪の位置をマーキングし、その部位を含め乳房の下方まで皮膚を広範囲に切除します。次に、乳輪乳頭を持ち上げ、予定位置で固定します。
乳輪を小さくしたり、乳腺・脂肪を部分的に切除することも可能です。

ダウンタイム

痛み、腫れ、内出血などが起こります。腫れ、内出血は2週間ほどで落ち着きます。痛みについては3~7日ほど続きますが、痛み止めを処方しますのでご安心ください。

乳房再建

乳房再建とは、乳がん手術によって失った乳房をつくり直すという手術です。
日本は、海外と比べて乳房再建をする人の率が低く、そのことが、その後の人生におけるコンプレックスにつながっているケースが少なくありません。
なお、乳房再建によって乳がんの再発率が高くなる・検査の精度が落ちるといったことはございません。
ご希望の方は、どうぞ安心してご相談ください。医師が丁寧に診察・説明をいたします。

※乳がんの治療として乳房全摘術を受けた方であれば、乳房再建術には保険が適用されます。

手術方法

シリコンバック法

豊胸術でも使用されるシリコンバッグを使った再建術です。
腋の下、あるいは乳房下側に数cmの切開を加え、体型・ご希望に合わせた大きさのシリコンバッグを挿入します。

乳頭再建・乳輪再建

手術、アートメイク(医療用タトゥー)による乳頭・乳輪の再建にも対応しております。

治療の流れ

1ご予約

まずはWEB・お電話でご予約をお取りください。

2診察・カウンセリング

医師が診察・カウンセリングを行います。
お悩み・ご希望、乳房の状態などを確認し、乳房再建術についてのご説明を行います。ご理解・ご同意いただけましたら、手術日のご予約をお取りします。
もちろん、その場で決断する必要はございません。

3手術当日

術式、デザインの確認をいたします。
その後、麻酔をかけ、手術を開始します。手術の所要時間は、約60分です。

4安静・ご帰宅

術後、院内でゆっくりとお休みいただきます。患部・体調などを確認し、問題なければお帰りいただけます。

5アフターケア

術後、数回にわたって経過観察のためにご来院いただきます。また1年に1回、定期検査を行います。

副作用・リスク

  • 感染、異物反応が生じた場合には、一度インプラント(シリコンバッグ)を抜き、一定期間を置いてから、再建手術を行うことがあります。
  • 破損の可能性が年に1%ほどあります。破損した場合も、直ちに健康被害が生じることはありませんが、放置していると漏れ出したシリコンが硬くなってしまうことがあります。年に1度の定期検査は、必ずお越しください。

費用

3割負担の方の場合、片側乳房の再建におけるご負担額は、約10万円となります。

※手術の内容によって、前後することがあります。